ぜんぷくトリヲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年の3月に共演したパントマイマー、鈴木秀城くんから公演の案内が数日前に届いた。

 

ぜんぷくトリヲという、同じくマイマーの橋本フサヨさんとやっているユニット。

2人組なのに”トリオ”なのは以前もう一人メンバーがいたらしい。その彼らの「タロウ」という作品の上演だ。

これ自体は以前、別会場で観たことはあるのだが、驚いたのは、演出の所に鄭義信!の名があるではないか。

 

鄭さんと言えば、座付き脚本家をやっていた頃の新宿梁山泊をよく観に行っていた。

繊細な鄭さんの本と金守珍さんの大胆な演出の組み合わせが最高だった。

 7月12日(日)、1日限り。

ワシが行ったのはお昼3時の回。

 

会場の井荻会館は

西荻窪駅から1キロ弱離れた場所にある。

会館というより…

何だか田舎のばあちゃん家へ来た感じ。


玄関です。

写真はないけれど、半紙に墨で「ビール」とか「ワイン」とか書いたメニューを掲げた簡易売店があったり手作り感いっぱいの会場。

梅雨空続きで久しぶりに晴れたこの日、気温30度を超える中、空調のない古い建物の数カ所で扇風機が回っているのみ。

出演者もお客さんも約一時間の公演を汗びっちょりになりながら過ごした。夏が来たんだなと実感した。

パントマイムと言っても、けっこう二人ともしゃべっていた。でもその方がいいのだ、秀城くんの声、ハスキーで味があるんだよね。
常に自然光が差し込む舞台でちょこっと色のついた照明を当てたり蛍光灯のつけ消しで流れを変えたりする演出がちょっと梁山泊ぽさを感じた。
秀城くんも橋本さんもしっかりとした技術を持った演者なのでいつも安心して観ていられる。
コミカルな動きに子供達も大喜び。


鄭さんは別の舞台へ行っていたので会えませんでした…以前(20年以上前)サインしてもらった人魚伝説の戯曲本をコッソリ持って行っていた事はココだけの秘密よ。

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コメント: 2
  • #1

    いちょう (金曜日, 21 8月 2015 12:31)

    観たかったなぁ~。

  • #2

    たいしゅん (月曜日, 24 8月 2015 00:12)

    観てもらいたかったです〜