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病院内に置いておけなかったメス猫は、昨夜は奥さんが反対していた最初に持って帰ると言ったおっちゃんが、実物を見たら気持ちが変わるよと皆に乗せられ、結局持って帰った。
しかし…
奥さんは部屋から1歩も外に出なくなったそうな。。
今日は休みだったおっちゃん、メス猫を連れて昼過ぎに職場に来た。
「にゃー」
久しぶりに聞く声だ。
ワシは誰かに里親になってもらうにしても、首輪が付いているし、後々面倒なことにならない為に飼い主が探していたらいけないと判断して。警察に連絡してみた。え〜、と110でいいのかな?
プルルル〜、がしゃ
「事件ですか!」
威勢のいい声が聞こえてきて、これから言おうとする事を一瞬、躊躇したが、
「あの〜。猫、なんですけど。。」
とこれまでの経緯を話した。
30分くらいした後、警官がなんと、3人もやってきた。(…ヒマ?いや、うそうそ)
責任代表者としてワシの住所等を伝えると、今にもメス猫の身柄確保、署へ連行します!みたいな勢いで事を進めようとしたが、署の方と連絡しているうちにだんだんと雲行きが怪しくなってきた。
結局、昨日電話した愛護センターと警察の話し合いとなっているようで、あ、これはダメだなと思っていたら、やっぱりダメだった。
「お力になれずに…」と肩を落として警官3人は帰って行ったが、何も知らずに事務所に入ってきた人の警官を見たときの反応が面白かった。
ヤンキーあがりの営業の人は扉開けて1回閉めたもんな。
でももう院内には置いておけないし、どうするかなあ。。
どうなるメス猫、年齢不詳。
多分、この話、明日がファイナル。
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