映画作家 黒木和雄

使い始めて2年のiPhone5sが数週間前からバッテリーがいかれてしまい、渋谷のアップルストアに修理予約した時間が本日の16時50分。

ただそのために出かけるのもなんだなぁ〜と思っていたら、「この世界の片隅に」に今週末限定でポストカードが付き、監督も舞台挨拶に来るという情報を嗅ぎつけた。

前売り券もあるし、そうだ、舞台挨拶の回を予約するついでにユーロスペースのモーニングショーも見たかったんで朝早く出かけよう!と9時半すぎに渋谷に行きました。

 

ユーロスペース入場券売り場はすでに50人以上は並んでいました。

舞台挨拶の回は整理番号35番でした。早くいってよかった。。

もちろんモーニングショーの「映画作家 黒木和雄 非戦と自由への想い」も一緒に購入。

 

黒木和雄の作品で初めて観たのは「TOMORROW 明日」です。

1988年、そう人生で一番映画館に通った年、上京した年に観ました。

長崎の1945年8月を描いたこの作品は「この世界の片隅に」と通じるものがありますね。

普通の日常が描かれています。

 

黒木監督のファンになったのはやっぱりデビュー作の「とべない沈黙」を観てからかな。

広島の元安川にあった原爆バラックでロケが行われていて、貴重な映像でもあります。

加賀まりこがめちゃくちゃ美しく撮れています。

「竜馬暗殺」もとても好きな作品です。

原田芳雄が最高ですよね。

 

で、肝心のこのドキュメンタリー、黒木監督の非常にはっきりとした反戦への考えを通して、監督にまつわる人々それぞれの戦争感を描いていきます。

黒田征太郎さんのキノコ雲のイラスト誕生の話とか非常に興味深かったです。

田原総一朗さんの事務所の乱雑さが他人と思えなかったな。

久しぶりに動く黒木監督を見て、ああそうだ、こんな声をしていたなと懐かしく思いました。

監督の少年時代を描いた「美しい夏キリシマ」はまだ観てないので近いうちに観よう。

 

この映画の後に自身二回目の「この世界の片隅に」を観たのは本当に自然な流れでした。

それはまた後ほど。

 

 

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