12月29日、今年、迷子をスーパーボランティアが発見したとか、大阪府警から逃走した男がチャリダーになりすましていて立ち寄ったとかですっかり有名になった、山口県周防大島へ行ってきました。
目指したのは島の最東部、伊保田港近くにある、陸奥記念館。
この記念館から見える位置にある柱島泊地に停泊中の戦艦陸奥が、昭和18年6月8日、原因不明の大爆発を起こし、沈没するという事故がありました。
乗組員1400人のうち、1100人ほどが犠牲になりました。
その後、昭和45年に遺族の要望があり、サルベージ会社により泊地から引き上げられた遺品や陸奥の砲弾、機銃などが展示されています。
私の目的としては、一番は陸奥というより、柱島泊地の場所をこの目で見たい、というものでした。
戦艦大和も呉に停泊していては空襲で狙われる可能性があったので、柱島泊地まで移動し、ここで最期の坊ノ岬海戦の出撃命令をもらって抜錨したのでした。
という訳で、実際に泊地海上を通過する、松山行きフェリーに乗って伊保田港を目指しました。
駅前のぶっかけ亭で腹を満たしていざ出発!
因みにここ、人気店なので満席でした。
伊保田港経由松山行きフェリーは柳井港から出ています。
周防大島を右手に進んで行きます。
目の前に見える大島大橋をくぐります。
そして出発して約一時間、左手に柱島が見えてきました。
この辺りが泊地だと思われます。
この下に陸奥が眠るのか。。
伊保田港着。
ここから陸奥記念館までは歩いて10分弱くらいです。
海上自衛隊の飛行艇がお出迎え。
陸奥記念館
館内の様子。
引き揚げられた軍服などの遺品等が展示されています。
陸奥に関するビデオ上映などもありました。
屋外には引き揚げられた副砲、船首、スクリューなどが展示してありました。
慰霊碑
柱島泊地の方向を示しています。
帰りはバスで泊地を横目に見ながら大島大橋を渡って大畠駅より広島を目指しました。
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