海軍ゆかりの港めぐり

鎮守府のあった街(横須賀、舞鶴、呉、佐世保)の共通点。
どの港も現在は海上自衛隊が使用しており、それを海の上から見学出来るツアーがある。

呉、横須賀は何度も経験あり。
もちろん、今回、舞鶴も海上ツアーに参加してきた。


赤れんが倉庫ツアーが終わったのは12時10分頃。
5号館のレストランで“ふゆづき”カレーをいただいた後、13時出発のツアーに参加してきた。
今回のツアーで実は一番見たかったのは、舞鶴所属の護衛艦“ふゆづき”であった。
が、赤れんが倉庫散策中に港を見ていて、寄港していない事がほぼ判り、少し残念な気持ちではあった。

赤れんが倉庫ツアーのガイドさんに「反時計周りなので右側がオススメ」と聞いていたので、乗船後、迷わず右端の席をゲット。

出港してすぐ、右手奥に舞鶴フェリーターミナルが見える所に1隻の艦艇が停泊していた。

艦首にある筈の艦番号が剥がされている。
うっすらと「130」の文字が確認出来る。

護衛艦“まつゆき”だ。

護衛艦としての現役任務を終えて、除隊。
この後は沖の方へ出て行き、砲撃訓練の的となり、人知れず海の底で魚たちの棲み家となる運命なのだ。
なんとなく哀愁が漂って見えるのはこの為なのか。


・海上自衛隊舞鶴教育隊
・補給艦“ましゅう”
・舞鶴クレインブリッジ


舞鶴航空基地
普段はこの滑走路にヘリコプターが止まっているらしいが、本日は1台も姿が見えず。


ジャパンマリンユナイテッド。
今年になって新しい船の製造事業から撤退し、今後は舞鶴の海上自衛隊の船の修理のみをここで行うとの事。
かつてはここで南極観測船(砕氷艦)“しらせ”などが作られた。

↓ 参考までに今年の3月、横須賀で撮影した“しらせ”(5003オレンジの素敵なヤツ)
先程地上から見た 北吸係留所へ来た。
カモメたちが集まっている。
ここから艦艇の真横を至近距離で遊覧船はゆっくり進んで行く。
これが結構圧巻。
動画を撮ってみた。


手前から“ひゅうが”、“あたご”、“みょうこう”と並んだ絵。
コリャ、凄い。。

潜水艦がいる横須賀や呉とはまた違う感じで、周りを山で囲まれた湾の為、終始穏やかな波の上を走る遊覧船の旅は心休まる、幸せな時間であった。


※ 追記 ※
舞鶴の市街地の通りには旧日本海軍の戦艦などの名前がついている。
全てを見て廻るには、夏の暑さの中では危険だったので、また涼しい時期に来よう。